欧州警察、ハッカー集団4人逮捕 ランサムウエアで攻撃疑い

【ブリュッセル共同】欧州警察機関(ユーロポール)は11日、日本を含む14カ国の当局による合同捜査により、ハッカー集団「8Base(エイトベース)」のロシア国籍の幹部4人を逮捕、関連する27のサーバーを停止したと発表した。このハッカー集団は、身代金要求型コンピューターウイルス(ランサムウエア)の攻撃を仕掛けた疑いが持たれている。 ユーロポールは、世界中の400社を超える企業に、ランサムウエアによる攻撃の標的になっている恐れがあることを警告したと明らかにした。使用されたのは「Phobos」と呼ばれるランサムウエア。対策が脆弱な中小企業を標的にした攻撃に使われることが多いという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加