地元の後輩の少年の首にカッターを押し当て「このままピュッといっちゃろか」などと脅し、金を奪おうとしたうえ、後日、現金1万円を持ってこさせ脅し取ったとして、北九州市の18歳の男が逮捕されました。 警察によりますと、北九州市八幡西区の18歳の男は去年5月、遠賀郡岡垣町に住む17歳の男子高校生に対し、北九州市の知人の家で殴る蹴るの暴行を加えたうえ、首にカッターを押し当て「このままピュッといっちゃろか」などと脅し、現金を奪おうとした疑いがもたれています。 男子高校生は地元の後輩にあたり、当時、数十円しか持ち合わせがなかったため、18歳の男は「今週中に1万円持ってこい」と命じ、2日後、1万円を脅し取ったということです。 男子高校生とその母親が警察に届け、容疑が発覚しました。 警察の調べに「1発腹を足蹴りしたことは間違いないが、何度も手を出したり、カッターを使ったりはしていない」「金を渡すと言われたが、連絡が取れなくなり受け取っていない」と容疑を否認しています。 警察は別の人に対する同様の余罪も視野に調べる方針です。