不正に入手したクレジットカード情報を使って、大手宿泊サイトで宿泊予約をしたとして、大阪府警は12日、電子計算機使用詐欺の疑いで住所不定、職業不詳藤山浩至容疑者(36)を逮捕した。容疑者は、偽名のアカウントを作成し、不正予約を繰り返していたという。府警はカード情報の入手方法などを調べる。 逮捕容疑は2024年6月、他人名義のカード情報を宿泊予約サイトに入力し、大阪市内のホテル8泊分(計約8万9千円)を予約した疑い。府警によると、容疑者は「覚えていない」と供述している。 容疑者は24年5~11月、少なくとも10人以上の他人名義のカードを使用し、54泊分(計約145万円)を予約していた。