配達作業中の自動車から、現金が入ったバッグを盗んだとして、60歳の無職の男が逮捕されました。 警視庁によりますと、松田健一容疑者は先月、東京・池袋の路上に駐車していた軽自動車から現金およそ2万3千円などが入ったバッグを盗んだ疑いがもたれています。 当時、軽自動車は配達作業中でエンジンはかかったままで、ドアロックもされていなかったということです。 松田容疑者は「仕事を辞めたばかりで生活が不安だった」と容疑を認めていますが、豊島区や板橋区では配達作業中の自動車を狙った窃盗被害が15件確認されていて、警視庁が関連を調べています。 警視庁・池袋署は「短い時間の駐車であってもエンジンを止めて鍵を閉め、貴重品を置かないでほしい」と呼びかけています。