【詳報】当時の院長(61)・主治医(60)の兄弟が“病院内の殺人事件”を隠蔽の疑いで逮捕 遺族に『虚偽の死亡診断書』交付などして犯人を隠避か 警察は医師法違反の可能性も含め捜査【みちのく記念病院殺人事件】

2023年、青森県八戸市の病院で発生した殺人事件を巡り、警察は事件を隠蔽しようとした疑いで当時の院長と主治医の男2人を逮捕しました。 今野七海 記者 「自宅から理事長がでてきました。捜査車両に乗り込みました。男は当時、病院の院長でした」 逮捕されたのは2023年、「みちのく記念病院」で殺人事件が起きた当時の院長・石山 隆容疑者(61)と、殺害された患者の主治医だった弟の哲容疑者(60)です。 警察によりますと、2人は2023年3月13日、病院に入院していた男が同じ病室の男性患者を歯ブラシの柄で突き刺して殺害したことを知ったにも関わらず、遺族へ虚偽の死亡診断書を交付するなどして犯人を隠避した疑いが持たれています。 警察によりますと、殺人事件が発覚したとき、2人は夜間で病院にはいませんでしたが、報告を受けてその後、病院関係者に診断書を作成させたということです。 病院は、診断書では男性の死因を「肺炎」としていましたが、実際には頭部と顔面を損傷したことによる失血によるものでした。 警察は、当時、殺害された男性患者の治療は医師の診察がないまま看護師によって行われていたことから、医師法違反の可能性も含めて捜査しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加