【対策】「朝から晩まで働かされた」"グリ下"16歳少女に1日約10人・合計100人以上相手に売春させた疑い、男2人逮捕 大阪市は「万能塀」設置で対策強化へ

大阪・ミナミの通称「グリ下」近くで勧誘した少女に売春をさせたとして、男2人が逮捕されました。大阪市は「グリ下」での相次ぐトラブルを受け、戎橋下に高さ2メートルの「万能塀」を設置すると発表しました。 売春防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、堺市居住の無職の瀧本絵斗容疑者(25)と大東市居住の運送業、新山隼士容疑者(21)です。警察によりますと2人は2024年6月、大阪・ミナミの通称「グリ下」近くで当時16歳の少女に「出稼ぎ行く?」などと声をかけ、東北や新潟県のホテルなどに連れていき、10日間にわたり不特定多数の男性客を相手に売春させた疑いが持たれています。 2人は出会い系サイトで男性客を募り、少女に1日10人ほど、10日間で合計100人以上の相手に売春をさせ、合計約150万円売り上げていたということです。そのうち少女の報酬は60万円ほどで、残りの90万円を2人が受け取っていました。 少女は警察に対して「知らない土地で連れ回され、食事が1日1食の日もあった。途中で帰りたいと思ったが、帰れなかった」と説明しているということです。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、他の複数の少女にも売春をさせていた疑いがあるとみて、詳しく調べています。

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