広瀬すず“心麦”が知った新たな真実…染田の告白と衝撃ラストに「なんともいえぬ物悲しさ」<クジャクのダンス、誰が見た?>

広瀬すず主演の金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系/U-NEXT、Nettflixで配信)の第4話が2月14日に放送。東賀山事件の新事実や新たな黒幕が判明し、視聴者から「なんともいえぬ物悲しさ」などの投稿が相次ぎXではトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます) ■「このマンガがすごい!2024」ランクインの大人気漫画が待望のドラマ化 本作は、月刊漫画雑誌「Kiss」(講談社)にて連載中で、「このマンガがすごい!2024」(宝島社)オンナ編の第4位にランクインした浅見理都の同名漫画をドラマ化。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫る姿を描くヒューマンクライムサスペンスだ。 父が殺された理由を追う大学生・心麦を広瀬が演じるほか、心麦と共に事件の真相を追う弁護士・松風義輝役の松山ケンイチ、殺された心麦の父・山下春生役のリリー・フランキー、心麦を執拗に追う週刊誌の記者・神井孝役の磯村勇斗らが集結。謎が謎を呼ぶストーリーを盛り上げていく。 なお、脚本は「半沢直樹」(2020年、TBS系)、「サンクチュアリ -聖域-」(2023年、Netflix)、映画「サバカン SABAKAN」(2022年)など、注目作を手掛けてきた金沢知樹が担当する。 ■"資料"に記録されていた衝撃的な真実 「友哉の指示で春生の手紙を偽造した」と供述したラーメン屋台店主の染田(酒井敏也)。一方、松風は正式に友哉(成田凌)の弁護人となる。そして、記者・神井から送られてきた音声データが、実は動画であったことが判明し、松風は神井にその動画データの提供を求める。そこには、友哉の父・力郎(酒向芳)が東賀山事件の犯人ではないと断言する衝撃的な春生の告白が記録されていた。 そんな中、心麦は友人・ありさ(清乃あさ姫)から春生に関する話を聞いていた。どうやら生前、春生とは裁判所で何度か遭遇していたのだという。ありさは、裁判所で春生と会った日時を記したメモを心麦に渡す。 「なぜ父は裁判所にいたのか?」。事件の真相に迫るほど、知らなかった春生の姿が浮き彫りになり、心麦は困惑する。そんな中でも空腹を感じた心麦は、いつものラーメン店へ。しかし、そこにいたのは憔悴しきった染田だった。 心麦の顔を見た途端、後悔の念と良心の呵責(かしゃく)にさいなまれた染田は、「山下さんを裏切ってしまった」と呟き、何者かに依頼されてうその証言をしたことを告白する。しかし、心麦を巻き込むことになるからと依頼者に関して口を割らない染田。そして、後悔ばかりの人生を振り返るのだった。 ■衝撃のラストに「なんともいえぬ物悲しさ」 父の代から続く畳店を継いだ染田だったが、不動産投資に失敗し、不渡りを出してしまう。会社を失っただけでなく、妻や子どもにも去られ、深い喪失感から違法ドラッグに手を染めた。さらに、薬代を捻出するために、野球選手のサインを偽造したユニフォームを販売し、逮捕される。 そして、事情聴取の場で出会ったのが春生だった。2年後、出所した染田は春生の言葉を支えに、薬物の副作用を乗り越えてラーメン店を開業。その後も春生と親交を続けていたのだった。 染田の告白と胸中を知った心麦は、染田を救いたい一心で松風と一緒に警察に行こうと提案する。急いで事務所へ向かう心麦と染田。しかし、電話に出た染田は、なぜか外で待つと言い残す。松風を連れて戻ると、そこに染田の姿はなかった。そして、川に流され、息を引き取る染田の姿で幕を閉じた。 真実に迫る心麦の姿や、新たな黒幕が垣間見えた第4話に「染田さん…」「面白すぎたー!泣いた」「いつもより謎」「なんともいえぬ物悲しさ」「全員あやしい」といった投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部

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