16日夜、札幌市北区の飲食店が入るビルで、面識のない52歳の男性の襟元をつかむなど暴行を加えたとして、57歳の男が逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区南10条西6丁目に住む57歳の会社員の男です。 男は、16日午後7時半過ぎ、札幌市北区北24条西4丁目にある飲食店が入るビルの廊下で、居合わせた52歳の男性の襟元を後ろからつかんだり、わき腹をつかんだりする暴行を加えた疑いがもたれています。 警察によりますと、男と被害を受けた男性は、それぞれ別の飲食店に来ていた客で、男は廊下で男性とすれ違った際、話しかけても答えてくれなかったためカッとなり、犯行に及んだということです。 現場を目撃していた人が「50代の男性同士がつかみ合いをしている」と110番通報し、男を取り押さえていた被害者の男性が、駆け付けた警察に男を引き渡しました。 取り調べに対し、57歳の会社員の男は「相手の後ろからつかんだことは間違いないが、わき腹付近をつかんだかは覚えていません」と容疑を一部否認しているということです。 当時、男と被害を受けた男性は、それぞれ酒を飲んでいたということで、警察は事件の経緯を詳しく調べています。