12日午後、福島県須賀川市の県道で、荷物の積み込み作業をしていた男性が85歳の男が運転する車に衝突され、病院に運ばれましたがその後、死亡しました。男は過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されました。 警察によりますと、12日午後3時すぎ、須賀川市狸森の県道で荷物の積み込み作業をしていた郡山市の無職・大塚次雄さん(72)に、県道を走ってきた軽自動車が衝突しました。大塚さんは、車と車の間に挟まれるような状態となり、救出後に救急搬送されましたが、両足の骨を折るなどの重傷を負い、およそ6時間後に死亡しました。死因は両ひざの動脈損傷による出血死でした。 この事故で、軽自動車を運転していた須賀川市の無職・安藤裕明容疑者(85)が過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されました。安藤容疑者はドライブ中で、調べに対し、容疑を認めているということです。警察は、衝突した原因を詳しく調べています。 須賀川警察署では、事故を受けて、10月13日(日)から17日(木)まで管内の交通指導取り締まりや広報啓発活動を強化するということです。