大分市の元環境部長ら3人の身柄を送検 官製談合防止法違反の疑い

ごみ収集運搬業務の指名競争入札を巡る官製談合事件で、18日午前、逮捕された大分市の元環境部長ら3人の身柄が大分地方検察庁に送られました。 官製談合防止法違反の疑いで送検されたのは、大分市の元環境部長池永浩二容疑者(61)ら元幹部職員3人です。 池永容疑者ら3人は2022年7月に行われたごみ収集運搬業務委託の指名競争入札で、同じ容疑で逮捕されたワールド建設の元役員、早川幸治郎容疑者(67)に予定価格を事前に漏えいするなどして、早川容疑者が実質統括する会社に落札させた官製談合の疑いが持たれています。 事件を受けて大分市の足立市長は17日会見を開き、2023年度にワールド建設が受託した市の事業が50件以上にのぼることを明らかにしました。 市は契約が適正だったか調べるため、第三者調査委員会を設置する方針です。

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