加害者が“嘘の供述”も警察は防犯カメラさえ調べず…遺族の“執念”で容疑者逮捕へ〈三島バイク交通死亡事故〉

2019年1月、静岡県三島市の市道をバイクで帰宅途中だった仲澤勝美さん(当時50歳)が、赤信号を無視して交差点に進入してきた乗用車に衝突され死亡した。警察は加害者の一方的な証言を鵜呑みにし、事故原因を「勝美さん側の過失」と発表。真実を明らかにするため、勝美さん家族による懸命な目撃者探しが始まった。 『事件の涙 犯罪加害者・被害者遺族の声なき声を拾い集めて』(鉄人社)より、一部抜粋、再構成してお届けする。(前後編の前編)

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