松山市内の会社で、社員の福利厚生のために設けられている共済会の会計事務係だった女(43)が、口座から現金を引き出して横領したとして19日、警察に逮捕されました。 警察によりますと女は2023年8月から去年4月までの間、共済会名義のキャッシュカードを使って、市内3カ所のATMからあわせて35回にわたり、銀行口座から現金約1000万円を引き出し、横領した疑いが持たれています。 去年6月、会社の関係者から警察に被害の届け出があり、捜査を進めていました。 警察の調べに対し女は「そんなには横領していない」などと話し、容疑を一部否認しているということです。 警察で余罪や動機を調べています。