妻の顔を複数回殴りけがをさせたとして、北海道洞爺湖町に住む60歳の無職の男が傷害の疑いで逮捕されました。 男は2月19日正午ごろ、自宅で同居する50代の妻のおでこを複数回殴りけがをさせた疑いが持たれています。 妻は出血し病院に搬送されました。 警察によりますと事件当時、夫婦宅の近くを歩いていて妻の叫び声を聞きつけた通行人が「『助けて、警察呼んで、救急車呼んで』と大声で叫んでいる人がいる」などと110番通報したということです。 調べに男は容疑を一部否認していますが、「妻の言動に腹が立った」などと話しています。 この夫婦をめぐっては、これまでに警察へ相談が寄せられたことがあったということです。 警察は夫による妻への日常的な暴力があったとみて調べを進めています。