広島県警広島中央署は19日、広島市中区舟入中町、無職の男(21)=道交法違反(酒気帯び運転)罪で公判中=を自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで再逮捕した。 再逮捕容疑は昨年12月8日午前8時25分ごろ、中区東白島町の県道で、進行を制御するのが困難な高速度で乗用車を運転。歩道にいた男性(25)をはねて骨折など2カ月のけがを負わせ、そのまま逃げた疑い。 同署によると、当時、路面は雨でぬれていた。防犯カメラの映像などから容疑者は規制速度が時速50キロなのに同約88キロ以上で右カーブに入り、スリップして急ハンドルを切り、左側の歩道に乗り上げたという。容疑者は電柱にぶつかる事故を起こしたことを認める一方で「(男性と)衝突した認識はない」と供述しているという。