覚醒剤取締法違反の疑いで指定暴力団道仁会系組長の男らが19日逮捕されました。 警察は薬物の密売に道仁会が組織的に関与した疑いが強まったとして20日午前、福岡県久留米市にある本部事務所の家宅捜索を行いました。 警察によりますと熊本市西区の指定暴力団道仁会系組長田尻 真也 容疑者(41)はおととし2月、西区の路上で無職 谷口 昭成容疑者(55)から覚醒剤およそ200グラム末端価格1320万円相当を譲り受けた疑いが持たれています。 警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。 おととし、道仁会系組幹部を含む17人が覚醒剤や乾燥大麻あわせておよそ2400万円相当を密売するなどした疑いで逮捕されていて、警察は田尻容疑者らがこの事件に関与しているとみて捜査していました。