今月、宮城県塩釜市の自宅に同居する高齢男性の遺体を放置したとして逮捕・送検されていた56歳の女性を仙台地方検察庁は不起訴としました。 不起訴となったのは塩釜市に住む女性(56)です。警察によりますと、女性は先月、同居する68歳の男性が自宅で死亡しているのを確認しながら、今月3日まで遺体を放置したとして、翌4日に逮捕されていました。 警察によりますと、司法解剖の結果、男性は病死だったということです。女性は警察の調べに対し「どうしていいか、分からなかった」と話し、容疑を認めていました。 女性の身柄を送られた仙台地検は事件について調べていましたが、21日付けで女性を不起訴処分としました。理由については明らかにしていません。