「みちのく記念病院」の当時の院長ら2人が殺人事件を隠ぺいしたとして、犯人隠避の疑いで逮捕されてから1週間が経ちました。これまでの警察の調べに対し、2人は容疑を否認しています。 2023年、「みちのく記念病院」で殺人事件が起きた当時の院長・石山隆容疑者と医師の石山哲容疑者は、殺害された男性患者の遺族に死因を「肺炎」と記載した死亡診断書を渡すなどして、事件を隠ぺいした疑いが持たれています。 2人の逮捕から21日で1週間となりました。 警察によりますと、2人は容疑を否認しているということです。 警察は2023年の病院への捜索で、同じ男性医師名義の死亡診断書を200枚以上押収しています。 その少なくとも7割が「肺炎」と記載されていたことから、2人の指示のもと虚偽内容の死亡診断書の作成が常態化していた疑いがあるとみて、捜査を進めています。