犯行に盗難車使用か 指定暴力団・太州会トップ逮捕の発砲事件

福岡県嘉麻市で2010年3月、建設会社の扉に発砲したとして、指定暴力団・太州会(本拠・同県田川市)トップの日高博会長(76)ら8人が銃刀法違反(組織的拳銃発射)などの疑いで逮捕された事件で、実行役が現場へ向かうのに使った車が盗難車とみられることが捜査関係者への取材でわかった。 事件は10年3月25日午前0時50分ごろ発生。日高会長ら8人は嘉麻市の建設会社事務所の玄関扉に拳銃3発を発射するなどした疑いがある。けが人はいなかった。県警は、銃撃の実行役や拳銃の準備役などの役割分担を把握。同会トップの日高容疑者が指示した疑いが強まったとして、逮捕した。

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