大阪府東大阪市の山中で、国土交通省職員の切断遺体を遺棄したとして逮捕された男が、職員を殺害し、現金やキャッシュカードを奪った疑いで再逮捕されました。 強盗殺人の疑いで再逮捕されたのは、無職の大木滉斗容疑者で、去年12月、同じマンションの別の階に住んでいた国交省職員の神岡孝充さんの首を絞めて殺害し、現金やキャッシュカードなどを奪った疑いがもたれています。 警察によりますと、大木容疑者は事件後、大阪市内と京都市内のコンビニエンスストアで神岡さんのキャッシュカードを使って現金を引き出し、借金の返済などに充てていたということです。 大木容疑者は今月3日、神岡さんの死体を遺棄した疑いで逮捕された後の調べに対し、「金が欲しいという理由で首を絞めて殺した」などと供述していましたが、再逮捕後の調べに対しては「黙秘します。黙秘する理由も黙秘します」と話しているということです。 警察は、神岡さんが狙われた経緯などを詳しく調べています。