「また放火するかも…不安でいっぱい」 出所翌日の犯行、刑務所に戻った放火犯 浮かび上がる炎への依存と衝動

日本では毎年、“疑い”を含めた放火が約4000件発生している。事件化されなかったり原因が特定されなかったりするものも多いが、一人の人間が何度も放火を繰り返しているケースが実は少なくない。 なぜ、火を付けるのか。「バレていると思ったがやめられなかった」「やめる自信がない」ーー。 連続放火犯たちの言葉から浮かび上がったのは、心の安定を炎に求めようとする姿だった。中には依存症のような放火癖を持つ者もいるとみられるが、日本では十分なデータや研究がなく実態は不明だ。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)

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