大阪の山の中で、国土交通省の職員の遺体が見つかり、男が強盗殺人の疑いで再逮捕された事件で、遺体の切断に使ったとみられる刃物が、川から見つかっていたことがわかりました。NNNのカメラが、その様子を捉えていました。 先週17日の夜、NNNのカメラが捉えた警察による捜索の様子では、ダイバーの手には、刃物のようなものが見えます。 無職の大木滉斗容疑者は去年12月、大阪市中央区の同じマンションに住む国交省職員、神岡孝充さんの首を絞めて殺害し、現金などを奪った疑いで23日、再逮捕されました。 大木容疑者は、その後の調べでは黙秘しているということですが、これまでの調べに対し、「神岡さんを殺して果物ナイフで解体し、ナイフは川に捨てた」と話し、警察がこの供述をもとに大阪市の道頓堀川を捜索したところ、よく似た果物ナイフが見つかったことが、警察への取材で新たにわかりました。 警察は、大木容疑者が神岡さんを狙ったいきさつなどを詳しく調べています。