全国B型肝炎訴訟の弁護団の口座から、約3900万円を横領した疑いで、元弁護士の男が再逮捕されました。 業務上横領の疑いで再逮捕されたのは、元弁護士の内川寛容疑者(63)です。 警察によると、内川容疑者は、当時、代表弁護士を務めていた全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の口座から、75回にわたり現金を払い戻し、約3900万円を横領した疑いです。 現金は住宅ローンの返済などに使用していたとみられています。 使途不明金については、熊本弁護団が去年10月、内川容疑者が1億1400万円あまりを横領した疑いがあるとして刑事告訴し、2月4日にも同様の手口で約370万円を横領した疑いで逮捕されていました。 内川容疑者は「間違いない」と容疑を認めています。