自宅のトイレで出産した男の子を便器内に放置し、溺死させたとして岡山市の女が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。 保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、岡山市南区の無職の女（31）です。 警察によりますと、女は昨年12月30日、自宅のトイレで男の子を出産したにも関わらず、生存に必要な保護をせずにそのまま便器内に放置して死亡させた疑いが持たれています。 同居する親族がトイレの出血を見て119番通報。かけつけた消防が便器内の男の子を見つけ、病院に救急搬送しましたが、その後、死亡が確認されました。 病院から通報を受けた警察が捜査を行い、容疑が固まったことから、けさ（26日）逮捕したものです。 調べに対して女は、「自宅で出産したことは間違いないが、妊娠に全く気づいていなかった」と容疑を否認しているということです。