去年7月、仙台市の病院内で、30代の女性にわいせつな行為をしたとして、宮城県柴田町にある仙南中央病院の院長の男が26日、逮捕されました。 不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、柴田町にある仙南中央病院の院長、永田真一容疑者（52）です。 警察によりますと、永田容疑者は、去年7月27日午後4時頃、仙台市の病院内で30代の女性に対しわいせつな行為をした疑いが持たれています。 事件のおよそ1か月後、女性が警察に被害届を出したことで発覚しました。警察は、被害者保護を理由に、2人の関係性や永田容疑者の認否を明らかにしていません。 仙南中央病院によりますと、永田容疑者は、2022年11月から院長として精神科や内科の診療を担当していて、25日も通常通り勤務していたということです。また、事件については、「事実確認ができていないため、コメントを差し控える」としています。 いまのところ他に被害届は出ていないということです。警察が、余罪の有無や動機について調べています。