特殊詐欺の「受け子」役などとしてキャッシュカードを盗んだとして、兵庫県警兵庫署は26日、窃盗の疑いで、山口県下関市の職業不詳の男(26)を逮捕した。調べに容疑を認めている。 署によると、昨年3月24日、神戸市兵庫区の男性=当時(62)=宅に兵庫署員を名乗って「キャッシュカードが悪用され口座から出金されている」とうその電話があった。 男の逮捕容疑は同日、国税庁職員を装って男性宅を2度訪れ、封筒にキャッシュカードを入れさせた後、別の封筒とすり替えて計9枚を盗んだ疑い。入手したカードを使い、コンビニのATMなどで現金58万8千円を引き出した疑いも持たれている。