宮崎地検は宮崎市に住む男性から現金およそ2700万円をだましとったとして逮捕されていた男女3人を25日付けで不起訴処分としました。 不起訴処分となったのは、いずれも宮崎県外に住む会社員の30歳の男性、アルバイト従業員の33歳の男性、それに、無職の35歳の女性の3人です。 40歳の男性と33歳の男性は、2018年、宮崎市に住む当時50代の男性に対して、ネット銀行の担当者を名乗り「2億円が当選し、受け取り手続きのため、ポイント購入が必要」などとうそのメールを送信し、現金あわせて1800万円を振り込ませてだましとった疑いで今月逮捕されていました。 また、35歳の女性については、訴追弁護団を名乗ってうそのメールを送信し、男性からさらに900万円をだまし取った疑いで今月逮捕されていました。 不起訴処分の理由について宮崎地検は「証拠関係に鑑みた」としています。