出産したばかりの赤ちゃんを車に放置し、死亡させた罪に問われた岐阜県関市の女に対し、岐阜地裁は2月26日、懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。 関市の無職、山口桃加被告(23)は去年2月、親族の家のトイレで産んだばかりの女の赤ちゃんを車に放置し死亡させた、保護責任者遺棄致死の罪に問われていました。 26日の判決で岐阜地裁は、山口被告が出産後5時間以上スマートフォンで検索などを繰り返し、119番通報をしなかったことを強く非難しました。 しかし「逮捕されるまで墓参りを続け、強く後悔しているように伺える」などとして、懲役5年の求刑に対し懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。