『KAT-TUN』解散!ギリギリでいつも生きてきた「6人の素顔」本誌だけが撮った秘蔵写真を大公開

旧ジャニーズ勢のなかでも異端とされたグループが、20年を超える歴史に幕を下ろすことになった。 2月12日、『KAT-TUN』が3月31日をもって解散することが発表された。 ’01年、亀梨和也(38)、赤西仁(40)、田口淳之介(39)、田中聖(39)、上田竜也(41)、中丸雄一(41)の6人で結成。作詞・スガシカオ(58)、作曲・松本孝弘(63)という異色コンビによるデビューシングルの『Real Face』はミリオンセラーを記録した。長年『KAT-TUN』の取材を続けてきた芸能リポーターの駒井千佳子氏は「6人のキャラクターもかなり異色だった」と言う。 「元々、堂本光一(46)の専属バックダンサーとして結成されたのですが、当時は本当にヤンチャでしたね。会見ではダラダラ入場して、取材陣にはみんなタメ口。見かねた堂本が『俺のバックにつくな』と激怒したこともあります。一方で、従来の旧ジャニーズ事務所のアイドルとは違うギラギラした雰囲気が広く受け入れられた。’06年3月には、史上初めてCDデビュー前に東京ドームで単独コンサートを開催しました。彼らがいかに注目されていたかの証です」 超大物芸能人との年の差愛や相次ぐメンバーの脱退。薬物使用による逮捕や土下座謝罪――結成当初から取材してきたFRIDAYが見た彼らの素顔も異端児であり、人間臭かった。ここで紹介するのは、″ギリギリでいつも生きてきた″グループの歴史のほんの一部である。 ’10年以降、方向性の違いや不祥事によって、赤西、田中、田口が次々と脱退。メンバーが抜ける度にグループは存続の危機にさらされたが、亀梨が矢面に立って謝罪や説明をすることで、なんとか持ち堪えてきた。 「ただ、’16年に田口が脱退した際は亀梨も相当精神的に参っていたようです。周囲からは解散の話も出ましたが、上田と中丸がグループを存続させたいと強く希望したことで活動を継続しました」(芸能プロ幹部) しかし今回、ついにメンバーは解散を選択した。何が彼らに引き金を引かせてしまったのか。 別の芸能プロ幹部が続ける。 「3人になってからは、グループでの活動に区切りをつけたい亀梨と、存続させたい上田と中丸という構図ができていました。そんななか、一連の性加害問題でジャニーズ事務所が解体。亀梨は一人での活動に強い意欲をみせ、ソロライブやYouTubeなどに力を入れ始めました。そこにきて、中丸の女性スキャンダルが飛び出し、ダメ押しになった形です。当初、亀梨はグループを脱退しても事務所には残る予定だったようですが、1年以上に及ぶ話し合いの末に退所を決断した。再スタートに向けて、旧ジャニーズ事務所との関係にもケリをつけたかったのでしょうね」 世間を騒がせながらも、ファンに愛され続けたグループは、最後の迎え方もまた異端だった。 『FRIDAY』2025年3月7日号より

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