17年前、滋賀県の琵琶湖で男性の切断された遺体が見つかった事件で、警察は男性を殺害した疑いで74歳の男を逮捕しました。 殺人の疑いで逮捕された無職の杠共芳容疑者(ゆずりは・ともよし=74)は2008年5月ごろ、川本秀行さんの首を絞めて殺害した疑いが持たれています。 川本さんの遺体は、切断された状態で琵琶湖周辺の複数カ所で見つかっていました。 関係者などによると、杠容疑者はかつて川本さんと同じ建設会社に勤め、寮で同居していたことがあるということです。 警察は、杠容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。 今回の逮捕を受け、川本さんの遺族は「つらい日々を過ごしてきましたが、犯人逮捕の連絡を聞いて本当にうれしいです」と話しています。