2月25日から26日頃、相模原市中央区の住宅で、同居する80歳の妻の首を絞めて殺害したとして、神奈川県警は83歳の夫を逮捕しました。 殺人の疑いで逮捕されたのは、相模原市中央区小山の無職金井昇容疑者、83歳です。 県警によりますと、金井容疑者は今月25日午前から26日正午頃の間に、自宅で同居する妻の澄子さん、80歳の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。 26日午後0時半頃、親族と介護ヘルパーが2人を発見して119番通報したということです。 その後、警察官が駆けつけたところ、寝室の布団で澄子さんが遺体で発見されました。 金井容疑者は同じ布団に仰向けで倒れていて、意識が混濁している状態で病院に搬送されたということです。 澄子さんは日頃、介護サービスを利用していて、発見時、首を絞められた跡があり死因は窒息死でした。 病院に搬送された金井容疑者はその後、意識が回復し、27日に退院。 県警が事情を聞いたところ、金井容疑者は「妻を殺害した」と話をしたということです。 県警の調べに対し金井容疑者は「妻の首を絞めたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 県警が事件の経緯を詳しく調べています。