入札前の工事資料を漏えいしたなどとして大学職員が逮捕された事件で、大学が謝罪しました。 滋賀県立大学の職員・大西史泰容疑者(43)は、担当していた大学の施設内の工事2件に関して入札前の工事資料を部外者に漏らした疑いがもたれています。 大西容疑者は県の職員でしたが2022年から大学に派遣され、工事の設計や現場監督などを担当していたということです。 職員の逮捕を受けて大学が27日に謝罪しました。 (滋賀県立大学・宮川正和副理事長)「全面的に警察の捜査に協力いたしますとともに事実確認をしたうえで適切に対応したい」 警察は大西容疑者の認否を明らかにしていませんが、情報提供の見返りがあったかや、入札妨害も視野に捜査しています。