楽天モバイルは、生成AIを悪用し、通信回線を不正契約したとして中高生3人が不正アクセス禁止法などの疑いで逮捕されたとの報道をうけ、警察の捜査に協力するとともに、不正利用への注意喚起を行なった。 楽天モバイルでは、実際に第三者が不正に入手したIDやパスワードを使用し、複数の回線を契約してモバイル通信サービスを利用していたことを確認しているという。また、同社は24時間365日、不正検知のためのモニタリングを実施しており、不正に契約された回線を検知した場合は、パスワードリセット、利用者への案内、回線停止、契約解除などの対応を実施しているという。さらに、疑わしい本人確認書類の警察への照会や、追加回線契約者へのSMSによる事後確認も合わせて行なっているとし、今後も不正検知のためのモニタリングや、不正防止のための仕組みを強化するとしている。 なお、本件の不正契約による、ID・パスワードの流出は確認されていないと説明。楽天モバイルの利用者は、自身の「my 楽天モバイル」や利用明細を確認し、身に覚えのない回線がないか確認を促すと同時に、パスワードの使い回しを避け、サービスごとに異なるパスワードを設定することを推奨している。 覚えのない回線契約があった場合、不正契約と疑われる楽天モバイル回線の利用停止、楽天ID・パスワードの変更手続きを行なう必要がある。また身に覚えのない回線申し込みに関する専用窓口(9時~17時)を案内している。