住宅に侵入し、住人に暴行してけがをさせ現金を奪ったなどとして、警視庁捜査1課は28日、いずれも台湾籍で住所、職業不詳の林堉宏(31)、林俊谷(43)両容疑者を、住居侵入と強盗致傷容疑で逮捕したと発表した。「何を証拠に逮捕するのか」「私はやっていません」と供述し、いずれも容疑を否認しているという。 逮捕容疑は昨年11月30日午前2時40分ごろ、東京都練馬区大泉町2の1人暮らしの男性(当時68歳)宅に侵入し、就寝中の男性の顔面を殴るなどして全治3週間のけがをさせた上、寝室内にあった現金1850万円などを奪ったとしている。 警視庁が周辺の防犯カメラの映像を基に捜査を進めた結果、両容疑者が浮上。共に事件翌日、台湾に出国していたが、2人が再び入国した今月27日夜、成田空港内で逮捕した。【北村秀徳】