再発防止に向け、大分市が第三者委員会を設置します。 大分市の元環境部長ら職員3人が、2月17日、官製談合防止法違反の疑いで逮捕・送検された事件を受け、市は、第三者からなる調査委員会の設置を決めました。 元環境部長らは、ごみ収集の業務委託などに関する指名競争入札で、由布市の会社に事前に入札価格を伝え、近い価格で落札させた疑いが持たれています。 大分市によると、この事業は2023年度からの4年契約で、入札の結果予定価格の2億1030万円より20万円だけ安い価格で落札されました。 市は、利害関係がない弁護士2人と公認会計士1人に調査を委託して、原因の分析や再発防止策を提言してもらう考えです。 3月の市議会で調査業務の委託料の追加予算が可決されたのち、調査に取り掛かります。