「危険で悪質な犯行、反省の態度が見られない」63歳男性殺害容疑で逮捕の中学教師・尾本幸祐被告(38)懲役19年の判決 東京・江戸川区

学校近くの住宅に侵入し、男性を殺害した罪に問われている中学校教師に、懲役19年の判決が言い渡されました。 尾本幸祐被告(38)は2023年、教師として勤務していた東京・江戸川区の中学校近くの住宅に侵入し、山岸正文さん(当時63)の顔や首を切り付けて殺害した罪に問われています。 東京地裁は判決で、「被害者の生命に配慮することなく顔面や頸部を執拗に切りつける危険で悪質な犯行」と指摘しました。 そのうえで、「尾本被告は犯行後にアリバイ工作をし、裁判でも虚偽の弁解に終始して反省の態度が見られない。学校教師による犯行として地域社会に与えた影響も無視できない」などと述べ、懲役19年を言い渡しました。 尾本被告はこれまでの裁判で「私は犯人ではありません」と述べ無罪を主張していました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加