衣装ケースにコンクリ詰め遺体、身長1m子供か 死体遺棄容疑で男逮捕「親族の子供」供述

子供とみられる遺体をコンクリートに詰めて遺棄したとして大阪府警八尾署は1日、死体遺棄容疑で大阪市平野区喜連の無職、飯森憲幸容疑者(41)を逮捕した。飯森容疑者は「昨年11月はじめくらいにコンクリートで固めた遺体を運んだ」と供述し、容疑を認めているという。遺体は身長1メートルほどで、同署が身元を調べている。 八尾署によると、飯森容疑者は遺体について「親族の子供」だと説明し、「十数年前にコンクリート詰めにした」という趣旨の供述をしているという。 遺体は、飯森容疑者の父親が昨年10月20日から居住していた集合住宅の一室の押し入れから、金属製の衣装ケース(縦約88センチ、横約45センチ、高さ約35センチ)にコンクリート詰めにされた状態で見つかった。父親は施設に入居し、現在は住んでいないという。 今年2月27日に住宅の管理者から「コンクリートのかたまりを見てほしい」と連絡を受けた八尾署員が衣装ケースを確認し、長男である飯森容疑者に電話をしたところ「小さい子が入っている」と話したという。 逮捕容疑は、大阪府八尾市跡部本町の集合住宅の一室で年齢性別不詳の遺体を放置し、遺棄したとしている。

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