コンクリ詰めの子どもとみられる遺体が遺棄されていた事件。男は「父親と２人で実行した」と話していたということです。 大阪市平野区の無職・飯森憲幸容疑者（４１）は去年１１月ごろ、大阪府八尾市の住宅で、衣装ケースにコンクリート詰めにした遺体を遺棄した疑いがもたれています。遺体は身長１ｍほどで、飯森容疑者が当時同居していた姉の子どもとみられています。 遺体発見現場近くに住む人は、次のように話します。 「息子さん（飯森容疑者）かどうか知らんけど、（部屋に）荷物を運び入れていた。生活の物音はしないし、おかしいと思っていた」 警察によりますと、飯森容疑者は逮捕前の任意の調べで、「十数年前にしつけでたたき、朝起きたら冷たくなっていた。父親に相談したらコンクリート詰めを提案され、２人で実行した」と話していたということです。 警察は今後、飯森容疑者の父親（８０代）にも話を聞くなどして事件の経緯を捜査する方針です。