介護施設で入所者に暴行か 元職員の女を逮捕

兵庫県尼崎市の介護老人施設で、入所者の男性(84)を殴るなどしてけがをさせたとして、警察は元職員の女を逮捕しました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、尼崎市に住む、自称・元介護職員の山本理奈容疑者(35)です。 警察によりますと、山本容疑者は2月4日未明、勤務先であった兵庫県尼崎市の「介護老人保健施設はくほう」の個室で、入所者の男性(84)の身体を蹴ったり、顔を殴ったりする暴行を加え、顔面に打撲を負わせた疑いがもたれています。 翌朝、別の職員が男性のけがに気付きましたが、山本容疑者は「柵にぶつけた」などと説明。 施設側が個室に設置していたカメラを確認したところ、暴行の様子が記録されており、警察に通報したということです。 山本容疑者は警察の調べに対し、「1か月くらい前のことで、詳しく覚えていないが、カメラに映っている行為であれば全て私がしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。 警察が動機などを調べています。

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