信用組合の元次長が、横浜支店の貸金庫からおよそ6億円以上を盗んだとして逮捕された事件で、被害総額が、およそ10億円にのぼる可能性があることがわかりました。 ハナ信用組合横浜支店の元次長・李勝炫(りすんひょん)容疑者(49)は、支店の貸金庫の鍵を複製して、現金およそ6億2000万円を盗んだ疑いで逮捕され送検されました。 その後の警察への取材で、李容疑者は100回以上にわたって、貸金庫から現金を取り出していたことがわかりました。 被害総額は、およそ10億円に上る可能性があるということです。 李容疑者は容疑を認めていて、金は「ギャンブルに使った」と供述しています。