千葉県の成田空港に駐機中の飛行機から、乗客が落としたイヤホンを盗んだとして、成田空港で働くフィリピン国籍の男が3月5日までに逮捕・送検されました。 窃盗の疑いで逮捕・送検されたのは、成田空港で機内清掃を請け負う会社の職員で、富里市日吉倉に住むフィリピン国籍のグエルス・ケヴィン・レイ・ゼッルド容疑者（30）です。 千葉県警によりますと、レイ・ゼッルド容疑者は2月10日の夕方、成田空港に駐機中の飛行機から、乗客の落とし物のワイヤレスイヤホン3万7000円相当を持ち去った疑いが持たれています。 レイ・ゼッルド容疑者は、機内清掃の業務中に犯行に及んだとみられ、調べに対し、「自分のアパートに持ち帰ったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 容疑者の自宅からは、他にも10点のワイヤレスイヤホンが見つかっていて、県警は余罪を視野に捜査しています。