神奈川県警少年捜査課と旭署などは５日、強盗致傷と強盗の疑いで、県内出身で住所不定、無職の男（２１）＝強盗致傷などの容疑で逮捕＝ら４人を再逮捕した。 ほかに再逮捕されたのは、横浜市旭区善部町、商品仕分作業員の男（２１）＝同＝と、いずれも相模原市南区に住む建設作業員の少年（１７）＝同＝、高校１年の少年（１５）＝強盗致傷容疑で逮捕＝の３人。 ４人の再逮捕容疑は、共謀して昨年１１月１８日午前３時４５分ごろ、横浜市旭区矢指町の病院敷地内で、会社員男性（６２）＝同区在住＝の頭などをヘルメットで殴って約３週間のけがを負わせ、財布（計５万２千円相当）を奪ったほか、同４時３５分ごろ、同区川島町の路上で、会社員男性（６６）＝同＝の頭を手でたたき、現金約５５００円在中の財布などが入ったバッグ１点（計１万７７００円相当）を奪った、としている。 同課によると、４人中３人は容疑を認め、建設作業員の少年は「黙秘します」と供述している。 同日未明から明け方にかけて、同市西区や東京都町田市でも路上強盗事件が発生しており、県警は西区の事件について４人を今年２月に強盗致傷容疑で逮捕。無職の男らは「この日４件強盗のようなものをやった」と供述しているといい、町田の事件についても関連を調べる。