大川原化工機えん罪事件で元公安捜査員の「不起訴不当」議決

「大川原化工機」のえん罪事件をめぐり、書類送検されて不起訴となった警視庁公安部の元捜査員1人について、検察審査会が「不起訴不当」と議決したことが分かりました。 「大川原化工機」の社長ら3人は、不正輸出の疑いで逮捕・起訴され、その後、起訴を取り消されました。 警視庁は2024年11月、取り調べの調書を破棄したなどの疑いで公安部の捜査員だった3人を書類送検しましたが、嫌疑不十分で不起訴になりました。 大川原化工機側から申し立てを受けた検察審査会は、捜査員1人について「不起訴不当」と議決したということです。 これを受けて、検察は改めて捜査することになります。

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