全裸で同居男性をベランダに…監禁致死疑いで女を逮捕「何もしていません」 長崎県警

2022年2月、同居していた男性=当時(49)=を全裸の状態でベランダに監禁し、低体温症で死亡させたなどとして、長崎県警は5日、監禁致死と傷害の疑いで諫早市宗方町、無職の女性容疑者(54)を逮捕した。「私は何もしていません」と否認している。 監禁致死の逮捕容疑は同月6日から7日までの間、当時暮らしていた東彼波佐見町の集合住宅2階のベランダに閉じ込め、死亡させた疑い。傷害の逮捕容疑は同年1月20日に自宅で男性の鼻を刃物で切り付け、約2週間のけがを負わせた疑い。 県警捜査1課などによると、2人は11年ごろから交際し内縁関係。男性は女性容疑者からの暴力を周囲に話していた。女性容疑者が男性に全裸の状態でベランダに出るよう命じ、日常的な暴行から精神的に抑圧され、逆らえなかったとみられる。男女関係のトラブルがあったとみて調べている。 22年2月7日午前6時半ごろ、女性容疑者が「(男性の)反応がない」と119番。男性は室内で死亡した状態で見つかり、県警が調べていた。

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