不良少年ら20人が中学生3人を取り囲む 鉄パイプで暴行「10万円払え」 傷害などの容疑で18歳を逮捕

愛知県瀬戸市で去年9月、不良グループの少年らおよそ20人が中学生3人を取り囲んで鼻の骨を折るなどの重傷を負わせる事件があり、鉄パイプで暴行したなどとして18歳の少年が傷害などの疑いで逮捕・送検されました。 事件は去年9月14日、愛知県瀬戸市の「せともの祭」で起きました。 警察によりますと、祭りを訪れた中学生の少年3人が駅の駐輪場で不良グループとトラブルになりました。 その後、少年3人は瀬戸市内の小学校の跡地へ連れていかれました。 このとき不良グループは仲間を呼び20人ほどに膨らんでいたということです。 なかにはナイフや鉄パイプを持った者もいました。 不良グループの1人である18歳の少年は13歳の少年の鼻の骨を折ったほか、15歳の少年にナイフを振り回し、鉄パイプで背中を殴るなど数人で暴行を加えた疑いがもたれています。 また、2人に「どう落とし前つけるんだ」「1人10万円払え」などと脅した疑いもあり、傷害や恐喝未遂などの容疑で逮捕され6日送検されました。 警察の調べに対し、18歳の少年は「ぼくたちが殴ったりしたのは1人だけだった」「『金を出せ』と言ったのは覚えていない」などと容疑を一部否認しているということです。 双方に面識はなかったということです。

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