山形県山辺町で生後8か月の赤ちゃんを連れ去ったとして、宮城県に住む50歳の男が逮捕された事件で、男は赤ちゃんの父で、赤ちゃんが祖父とともに車に乗っていたところを抱きかかえて連れ出していたことがわかりました。 未成年者略取の疑いで逮捕されたのは、宮城県石巻市の自称・映像制作業の男(50)です。 男は、きのう午後3時40分ごろ、山辺町で、村山地方に住む20代の女性の息子で、自身の息子でもある生後8か月の赤ちゃんを連れ去った疑いがもたれています。 警察によりますと当時赤ちゃんは駐車場に停められた母方の祖父の車に祖父と共に乗っていました。 男は、その車から赤ちゃんを抱きかかえて連れ出し、同じ駐車場に停めていた自身の車に乗せて連れ去ったということです。 その後、近くにいた赤ちゃんの母親が110番通報し、通報を受けた警察が宮城県警と協力し捜査していたところ、仙台市内の商業施設で男を発見し現行犯逮捕しました。 赤ちゃんにケガはないということです。 警察によりますと母親と男の間にはこれまでもトラブルがあったということです。 警察が動機などを詳しく調べています。