東京・府中市のキャバクラ店で就労許可のないタイ人を違法に働かせたとして、経営者らが逮捕されました。店は観光目的などで入国した400人以上のタイ人らを雇っていたとみられています。 キャバクラ店「ぽこぱこぴこのがま口」の経営者・藤宗力容疑者(78)と店長でタイ人のナガイ・ウドム容疑者(60)は、2月、就労許可を受けていないタイ人の男女を従業員として違法に働かせた疑いがもたれています。 警視庁によりますと、2人はSNSで知り合ったタイに住む男女2人を勧誘して、観光ビザで入国するよう指示していました。この男女2人も在留資格の活動の範囲を超えたとして逮捕されています。取り調べに対し全員が容疑を認めています。 警視庁は店が8年間で430人ほどのタイ人らを観光目的で入国させて雇っていたとみて調べています。(ANNニュース)