SNSで融資申込者を募集し、「融資を受けるには電子マネーの送金が必要」などと嘘を言い、20代男性から計6万5000円相当の電子マネーを騙し取ったとして、41歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の男(41)です。 警察によりますと、男は去年10月8日、SNSで「お金を貸す」などと融資の申込者を募集。応募してきた新潟市中央区に住む20代男性に対し、「融資を受けるためには5万円相当の電子マネーを送金する必要がある」などとして、男性から5万円相当の電子マネーを騙し取った疑いが持たれています。 男性は融資を受けられず、男とやり取りを続けましたが、10月17日になって、男は男性に対し「1万5000円相当の電子マネーを送金すれば、40万円の融資をする」などと言い、男性から1万5000円相当の電子マネーを騙し取った疑いも持たれています。 その後、男性は40万円の融資を実行されなかったことから、去年10月下旬ごろに警察に被害を相談。警察が捜査していました。 警察の調べに対し、男は「間違いない」などと容疑を認めているということで、警察は男がほかにも同様の手口で犯行を重ねていた可能性もあるとみて、調べを進めています。