米沢市内の太陽光発電施設で去年4月、電力用ケーブルおよそ4500メートル・1900万円相当が盗まれた事件で、警察は6日、カンボジア国籍の28歳の男を逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、カンボジア国籍で住所不詳の無職・ソム ボット容疑者(28)です。 警察の調べによりますと、ソム容疑者は、去年4月11日の午後5時ごろから翌12日午前9時ごろまでの間に、共犯者とともに米沢市李山の太陽光発電施設から電力用ケーブルおよそ4500メートル、重量およそ8トン、時価1900万円相当を盗んだ疑いです。 事件発生後、警察は犯行に使われたとみられる車を米沢市内で発見しケーブルカッターなどを押収しました。防犯カメラの映像などを元に捜査したところ宮城県内で別の容疑で逮捕されていたソム容疑者が浮上し6日、逮捕しました。 警察の調べに対しソム容疑者は容疑を認めているということです。盗まれたケーブルは発見されておらず、警察は売買目的の犯行とみて共犯者や余罪などについて調べを進めています。