国際希少野生動植物種に指定されているカメの飼育数を偽って国から管理費をだまし取ったとして、東京・池袋の「サンシャイン水族館」の元館長の男性ら4人が書類送検されました。 サンシャイン水族館の元館長の男性(60)ら4人は2018年から2022年にかけて、飼育を委託された、ビルマホシガメについて飼育数が8~9匹だったのに10~12匹と偽り、国から管理費およそ15万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、4人とも容疑を認めています。 このカメをめぐっては、サンシャイン水族館から譲り受けたカメを繁殖させて、知り合いに2匹を譲渡した種の保存法違反の疑いで沖縄県の会社役員、植田智士容疑者(57)と妻の正恵容疑者(56)が逮捕されました。