去年7月、藤沢市の路上で当時26歳の男性をハンマーのようなもので殴ったあと、車ではね殺害しようとしたとして、神奈川県警は65歳の男を逮捕しました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、横浜市保土ヶ谷区に住む団体職員の前野正志容疑者65歳です。 神奈川県警によりますと、前野容疑者は去年7月、藤沢市辻堂元町の路上で当時26歳の男性の頭をレスキューハンマーのようなもので数回殴ったほか、車ではねるなどの暴行を加えて殺害しようとした疑いが持たれています。 男性は頭部打撲などの全治約2週間のけがをしました。 当時、前野容疑者は車に乗っていましたが、この男性とトラブルになり、犯行におよんだということです。 事件直後、目撃者から通報があり、事件が発覚。 その後、県警が防犯カメラなどを解析し調べを進めたところ前野容疑者の関与が浮上しました。 調べに対し、前野容疑者は「ガラスクラッシャーで小突いたが、車でひこうとしたわけではない」と容疑を一部否認していて、県警が事件のいきさつを調べています。